パピーちゃん(赤ちゃん犬)のトリミングにつて

Pet Salon NICO&PEACE

トリミング犬種は一生定期的にトリミングしないといけないのですが、
パピーの頃にトリミングで嫌な思いをしてしまうと、それがトラウマになり
やらせてくれなくなってしまいます。

人間でも子供の頃に怖い思いをしたら、ずっとそのことが怖くなってしまうのと同じで
パピーの頃のトリミングはなるべく楽しい思い出で終わらせてあげたいので、
当店ではパピーの頃はまずトリミングに慣らす事を1番に考えております。

パピーの頃は人間の赤ちゃんのように何に対しても好奇心旺盛で、色んなものに興味があり
初めての場所や人、物、音などにとても敏感に反応するので動いてしまうのは当たり前です。
初めから全く動かない子もいますが、ほどんどの子がいっぱい動きます。

その動きを無理矢理止めて押さえつけて、爪を切ったり、毛をカットしたりすると痛いですし
怖い思い出だけが残ってしまいその時は出来たけど、だんだん嫌がり方が増して次第にトリミング
が出来なくなってしまうなんてことも出てきますし、犬に恐怖心を与えることは虐待と同じこと
だと思います。

トリミングでギャンギャン泣き叫びながらやる事を避けるためにもパピーの頃のトリミングは
慎重に行う事が不可欠です。

トリミングはただシャンプーして可愛くカットするだけでなく、感覚が敏感な手先や耳、
全身を触って洗われて全身の毛をカットされて、しっかりトリミングテーブルの上に
立っていなきゃいけなくて、ネイルのお手入れ、エステ、肛門腺を絞ったりとやられる事が
いっぱいです。
これを人間の赤ちゃんに置き換えて考えるとどうでしょう。
ネイル、エステ、美容院を全部人間の赤ちゃんが嫌がらずぐずらずできるかと言ったら、
そうではないと思います。
大人でもぐったりではないでしょうか

ですので、パピーの頃は嫌な思いをさせないように我慢する時間が少ないように素早く安全に
トリミングして、グルーミングマナーが入り成犬になるにつれて、それまでに培った経験から
落ち着いた行動が取れるようにり、トリミングでは怖い思いをしなかったから
トリミングテーブルの上に安心して立っていられるようになって来ますので、
成犬になるまでは飼い主さんのご希望のカットに似たカットはできても
完璧には出来ません。

子供の柔らかい毛から大人のしっかり生え揃った毛に変わり、
トリミングマナーが入る頃になると色んなカットスタイルが楽しめますので、
それまで楽しみにお待ち頂ければと思います。

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