飼い主の皆様に絶対知っておいてほしい
わんちゃんに有害な食べ物をまとめました
チョコレート(チョコレート中毒)
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成分であるカカオに含まれるテオブロミンというカフェインのような成分が原因です。テオブロミンは心臓、中枢神経系を刺激し、場合によっては死に至る事もあります。中毒になった場合の症状としては、嘔吐、下痢、不整脈、発熱、痙攣などがあります。体重10kgの犬が100gのチョコレートを摂取した場合でも、これからの症状が表れるおそれがあります。ちなみに一般的な板チョコは1枚70gですので、小さい個体の場合はひとかけらでも中毒を起こすことがあります。もし食べてしまって、いつもと変わった症状が出たら病院に連れて行きましょう。実際ご来店いただいたわんちゃんでサロンにご来店する前にテーブルの上に置いていたチョコを食べてしまったというわんちゃんがいましたが、目が充血してずっと興奮状態でしたのでその日のお預かりはお断りして病院に行ってもらったということがあります。気を付けましょう
ネギ類(ネギ中毒)
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玉葱、長ネギ、アサツキ、ニラ、ニンニク類は、
感受性に個体差がありますが、
アリルプロピルジスルフィドという成分によって
赤血球が壊されるため、溶血性貧血、
ハインツ小体性貧血になり血色素尿(紅茶色尿)や
貧血などの中毒症状を起こすことがあります。
加熱しても作用するので、
すき焼き、味噌汁などの汁物、餃子、ハンバーグも
要注意です。
生のイカやタコ、エビなどの魚介類
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生の魚介類に含まれるチアミナーゼは、
摂取しすぎると体内のビタミンB1が破壊されて
神経障害を起こし、ふらつきや歩行困難を生じる
ことがあります。
なお、チアミナーゼは加熱すれば効力を失います。
魚介類には必須アミノ酸のタウリンを多く含むという
長所があります。
加熱して適量をバランスよく与えましょう。
生卵の白身
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生卵の白身にはビオチン(ビタミンB群の一種)の
吸収を妨げるアビシンが含まれています。
そのため過剰な生卵の摂取はビオチン欠乏を引き起こします。
たくさんあげないことが大切です。
加熱するか黄身と一緒に食べさせて適量を
バランスよく与えましょう。
レーズン・ブドウ
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犬に有害であることが立証されており、
摂取から2〜3時間後から嘔吐、下痢、腹痛、
3〜5日後に重度の場合、腎不全から死亡する例も
報告されています。
キシリトール
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甘味料として用いられているキシリトールも
中毒症状が確認されています。
犬はキシリトールを摂取すると、
インスリン分泌促進作用が起こります。
これが過剰に起こってしまし、
インスリンの強力な作用が逆に血糖値を
急激に減少させ、低血糖症状が起こります。
また肝臓に障害尾起こしたりする可能性があります。
ナッツ、特にマカダミアナッツ
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多量摂取により、運動失調や後肢の麻痺を起こすことがあります。
コーヒー、紅茶、アルコール
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カフェインやアルコールも血中濃度が高くなると、
不整脈、嘔吐、あるいは死に至ることもあります。
乳製品
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犬は牛乳に含まれるラクトース(乳糖)を
分解する酵素が少ないので、量によっては
消化不良や下痢を起こしてしますことがあります。
ヨーグルトやチーズなどはラクトース(乳糖)が
分解・除去されていますが、様子を見ながら
少しずつ与えるようにしましょう。
ベーコン・ソーセージ・揚げ物
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塩分の他、脂肪含有量が高いので、
嘔吐や下痢が続いて膵炎の原因になります。
アボカド
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アボカドに含まれるペルシンの多量摂取により、
胃腸炎を起こすおそれがあります。
鳥や魚の骨
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先が尖っている骨は口の中や食道、
胃腸を傷つける恐れがあり危険です。
特にクリスマスの時期のゴミやお散歩中に
道に落ちていることがあるので気を付けましょう。
生肉
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さまざまな意見がありますが、
寄生虫や細菌の感染が懸念されるため
与えない方が良いでしょう。
原虫感染を引き起こす危険があります。
種、桃、梅、プラム
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果肉自体の中毒症状は確認されていませんが、
種に注意が必要です。
鋭利な形状を持つ桃などの種を誤飲すると、
胃腸が傷ついたり腸閉塞が起きることがあります。
もし誤飲してしまった場合は、獣医師の元で早めに
処置を受けることで解決しますが、放置すると
死に至る可能性もあります。
飼い主様が目を離しているときや、留守番中に盗み食いを
してしますケースがありますので、犬の手の届かないところ
に置くように心掛けましょう。
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